2011年11月8日
癒しの音色に込められた祈り〜情熱のハープ・セラピスト(前編)
ハープを弾き始めて、今年で47周年になられるという、
癒しのハープセラピストの、中野智香子先生。
今年の夏に、三十三観音カードのセッションがあるブログに紹介され、
それをご覧いただいたことが、ご縁の始まりでした。
それ以来、最近はいろいろな場所でお目にかかっています・・・。
ハープという楽器の神秘的な音が以前から好きで、
CDは何枚か持っていますが、実際にハープの演奏家の方に
お目にかかったのは初めてだったので、お話を伺いました。
「私の出身は、京都の大原です。
私の生まれるちょっと前まで、大原は無医村でした。
父は京大を卒業して母とお見合いで結婚して
大原に初めての医者として赴任した時に生まれたのです。
母方が幼稚園の経営をしていまして、10歳ごろに
母が園長になるために戻ったのを機に、東京に転居しました。
学校は、国立音楽学校の小学校へ編入しまして。
それまではピアノを弾いていたんですけど、
私は身体が大きかったので先生から、
『ハープを習ってみたら?』と言われて、
13歳の時からハープを弾き始めました。
ハープを習う人というのは、だいたい、大学を出た人が多いのです。
小さい頃から習う時代ではなかったし、習う人も少なかったんです。
そのまま国立音楽大学のハープ科に進んで卒業しました。
昔のハープの世界は、封建的でしたので、
演奏する曲も100%クラシックです。
クラシック以外のことはできないし、してはいけない。
だけど私は大学生の時に、アメリカの黒人ハーピストの
Dorothy Ashby(ドロシィ・アッシュビィ)のレコードを聴いたんです。
ジャズハープたるもの初めて聴いて目が点になりました。
自由にアドリブできて、リズムに乗れてハープがメロディを
弾けることにびっくりでした。
クラシックハープは、ハープの楽曲は全然知られていませんし
フルートやヴァイオリンとあたりまえのアンサンブルだと
ハープはすべて伴奏になってしまうのです、、、。
メロディ弾きたくても弾けないもどかしさがありました。
それで、自分もジャズを始めたんです。」
え? ジャズを、ハープで演奏されるのですか?
?(@o@) ? ? (@o@) ?
「そうなの。
当時のことですから、別の世界に行くのはそれは大変でしたけどね。
いじめられたし、仕事をとれないようにもされたし、、。
だけど、クラシックハープの世界に迷惑をかけなければ
それでいいじゃないですか。
自分の世界で、自分の人間関係で広げていく・・・。
批判はされても、それがとても楽しかったから。」
へぇー。
そんなハープを弾かれる方がおられるなんて
まったく知りませんでした・・・。
ジャンルを超えて、活動なさっていたんですね。
「若い頃は、ホントにジャズやってがんばって・・・
いろんなアーティストと共演もしまして、
どこででもライブやりましたよ。
デパートの催事やファッションショーなんかでね、
斬新な音の使い方をしたいというようなイベントで、よく弾きましたね。
1985年、イスラエルのエルサレムで行われた
「ワールド・ハープ・コングレス」 に参加することになりましたら、
サルビハープの社長から連絡が来て、エレクトリック・ハープを開発したので、
デモンストレーションコンサートしてほしいと、、。
初めて出来たエレクトリックハープでコンサートしたら
これは持って帰らなければ!って直感で思って、
もうたまらなく、ほしくなり、試作品なのに頼み込んで
最初の1台目を持って帰って来ました。
今では、楽器屋さんでもたくさん売っていますけど・・・。」
?(@o@) ? ? (@o@) ?
エレクトリック・ハープという楽器があるのも知りませんでした・・・。
アコースティックにもアイリッシュ・ハープ、グランド・ハープ、
竪琴など種類があるそうです。
「エレキになったおかげで、今度はどんな広いところでも、
どんな楽器にも負けないで弾ける 状況ができたんです。
ジャズのビッグバンドのゲストで弾いたりね。
それを武器にしていました。
響きのない空間では最高の楽器です。
プラネタリウムで弾いたり、野外のライブをやったり、
ハープがメインで弾けるなんて夢のようでした。
演奏の幅が広がりましたね。」
・・・すごーい。
ていうか、かっこいい q(*^o^*)p
アバンギャルドな、「攻め」のアーティストだったんですね。
「ま、そんなわけで固いハープの世界で言えば、私は異端児というか
目の上のたんこぶ、みたいな存在なんです(笑)」
次々に新境地を切り開き、独自の演奏活動を
精力的に行っておられた中野先生ですが
その演奏活動に、あるとき、一つの転機が訪れるのでした・・・。
つづく
**************************
(お知らせ)47周年の記念ライブが開かれます!
♪NEWS! ハープを奏で始めて『47年目の記念コンサート』を、
2011年11月14日(月)東京四谷 紀尾井ホールに於いて開催致します。
ぜひお出かけ下さいませ。
「47th string 47th years コンサート」
http://www.ne.jp/asahi/yume/ogura/images/20111114.pdf
**************************
株式会社 夢ぷろじぇくと
〒102-0074 東京都千代田区九段南2-1−36青葉第2ビル3F
TEL 03-3261-0077 FAX 03-3238-0561 Emil yume@tokyo.email.ne.jp
ホームページ < http://www.ne.jp/asahi/yume/ogura >
アメブロ < http://ameblo.jp/loveloveharp/ >
facebook < http://www.facebook.com/profile.php?id=100002499990909&sk=wall>
twitter < http://twitter.com/#!/lovelove_harp >
mixi (ラブラブ ハープ)
*AUの携帯で中野智香子先生の CD演奏曲を携帯の着信音にできます。
AUをご使用の方、ぜひEZwebコンテンツ「THE☆美音」にアクセスを!
<http://twitter.com/#!/lovelove_harp>