2020年10月31日
「情報とは、活用するものだ！」
２０２０年は「情報の大切さ」を痛感した年でした。
情報の大切さと同時に、
最近、私が痛感しているのは
「新しく得た情報を活用して、
行動に移していくことの大切さ」です。
日本人はお勉強が大好きです。
見て、聞いて、読んで、学んで、
「知ってるつもり」になっている。
「わかったつもり」になっている。
アタマに新しい情報を入れたなら、
それで自分が変わったと
思い込んでしまうフシがある。
しかしですね、知っただけでは、
何にも変わりませんから！！
変えようとして行動しなければ、
何にも変わりませんから！！
若かりし頃、スピリチュアル業界で出会う
理屈や理論が大好きな人に
お会いすることがよくありました。
とにかく博識。
いろんなことを知っている。
いろんなことを学んできた。
でも、知識や理論は膨大なんだけど
どういう訳か、その人物、なんだか
チャーミングじゃない。
はっきり言うと、一緒にいて楽しくない。
膨大なその知識さえも、
なんだかイヤミでスノッブで
一緒にいると気持ちが暗くなる。
いろんなこと知ってる割には
うーん、なんだか残念な人だね」という評価で
終わってしまう。
たくさんのことを学んで覚えて、
「知識改革」はなさったけれど
「意識改革」はできなかったとしたら・・・、
それはもう、ひたすら残念（ToT）
けれど、反対に、
知識もあって、素敵な人もいる。
その違いは一体何だろう？と考えたわけです。
やっぱりそれは、
マインド、こころ でした。
心ある、心豊か、真ごころ、
そういうものが伝わってこないと
知識がいくらあっても、
人間関係を長く保つことは
難しいんだなとつくづく思いました。
ことにスピリチュアル業界、
「目に見えないもの」を売っています。
ある意味、私のお仕事で「売っている」と
言えるものがあるとしたら、
「希望」「夢」「光ある未来」
「いい気分」「満足感」「充足感」
・・・そういうものです。
うちのセッションに来られるお客様は
「夢と希望を買いに来られている」
なんてスバラシイことでしょう！！
そういえば、私が駆け出しのころ、
関西の異業種交流会でいろんな方に
お会いしました。
名刺交換をして、
私の仕事について尋ねられたので
「人生相談のカウンセラーです」
とお返事をしたら
大阪の製造業を営んでいるという方から
こんなふうに、言われました。
「えええ、あんたと数時間話をするだけで
料金が発生するんかいな。
わしらモノを作って銭単位で計算する世界やさかい、
空気みたいなもんを売ってるあんたの仕事、
信じられへんわ！
しかも、あんたみたいな小娘に」
（若かったので、確かに小娘でした(*^.^*)）
２０年前、バリバリの製造業の方からすれば
スピリチュアル業界の「セッション」なんて
空気か、まやかしを売ってるみたいにしか
思われなかったものです。
セッションも確かに「情報」を提供するものですが
何事も常に最先端を行く東京に比べると、
大阪では情報に価値がある、情報に対価を支払う、
という意識が、当時は低かったんですよね。
だからずいぶん、鍛えられました。
まやかしとか、怪しいとか言われたくないので、
「誠意」や「リアリティ」「ウソのないこと」を
貫かねば、と肝に銘じてきました。
ホンモノとは、裏表のないことだと
ひたすら自分に言い聞かせてきました。
かつて大御所の経営コンサルタントの先生に
「本物のチャネラー」とご紹介されたことで
余計に、その縛りはきつくなりました（苦笑）
でも、結果的にそれは自分を律する糧に
繋がっていたと思います。
さて、このメルマガでもずっとお伝えしている通り、
２５０年続いた「地の時代」が
あと２カ月で終わります。
これまで培った価値感がひっくり返っていきます。
肩書とか、どんな組織に属しているか、
金銀財宝を持っている、なんてことよりも
個々の才能やキャラクターが光っていれば
それが生きていく力になります。
情報や知識を活かして
新しいものを創造することができる人、
さらに一緒にいて元気になる人、
いい気分になれる人、
夢や希望を共有できる人、
そういうところに
運もお金も集まってくるでしょう。
ココロ豊かで変化に柔軟に対応し、
情報を即座に活用して
創造的に軽やかに生きる人。
ソウイウヒトニ ワタシハ ナリタイ。
はい、今日も精進しまっす。