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ミッション・ナビ HOME> メールマガジン「気まぐれトーク」>2017年7月24日 「やはり、ファティマは祈りの聖地」

メールマガジン「気まぐれトーク」

2017年7月24日
やはり、ファティマは祈りの聖地

聖母マリアご出現の地、ポルトガルのファティマは、
7月もけっこう暑かったです。

聖母マリアがご出現された聖地は、
世界中にいくつもあり、日本で一番、有名なのは
聖水が湧いたというフランスのルルド。

そもそも、ルルドに行きたいという話から
始まった今回の欧州へのツアーですが
ちょうど、ご出現から100周年ということで
ポルトガルのファティマへと行くことになりました。

実は、企画をする際、「20人の方をお連れください」と
いう啓示を受けました。

当初は、1度に20名、と思っていました。

ところが現地のホテルが14名分しか抑えられず、
しかも公に告知する前に満席になってしまい、
急きょ、7月に2回目を開催することになりました。

7月のツアーにお申込みをされた方は
17名ほどいらっしゃいました。

しかし、直前になって、実際に
出発することになったのは6名の方でした。

こういう「天の采配」には、
本当に人知を超えたものがあります。

20、と言う数字には 人と人との間に輪を作る、
と言う数字だと聞いたことがあります。

果たして、最初の啓示通り、極東の日本から、
20名のメンバーが、西の果て、ポルトガルは
ファティマの土を踏みました。

きっと過去世でポルトガルとご縁の深い
方々だったのだと思います。

私にとって6月のツアーは、とにかく
初めて訪れる未知の国で、
日々のスケジュールをこなすのに精一杯、
という印象でした。

そして2回目もほぼ、同じ行程だったのですが、
たとえ1度、足を運んだ場所であっても、

現地の都合で入れたり、行けなかったりという
ことが起こるわけです。

同じ場所へ行ってみても、違うところに
視点が行くこともあるので、
また味わいが異なります。

6月は夏休みが始まったばかりで、
観光地も、人通りも少なかったのですが

7月になると一気にバカンスモードが全開になり
人出も多く、込み合っていることもあり、
ゆっくり見られなかった場所もありました。

旅の圧巻は、やはりファティマ大聖堂の夜のミサでした。

世界中のあちこちから巡礼団が訪れていて
昼間の教会や観光名所は、大賑わいだったのですが、

その巡礼団が大聖堂に一同に会し、キャンドルを携えて、

「ファティマのアヴェ・マリア」を
歌いながら更新する場面では

信者ならずとも、胸にこみ上げてくるものがありました。

「あぁ、ここは本当に祈りの聖地なのだ」と
改めて、実感することができました。

そして、2度目だったからこそ、理解できたことがあります。

なぜルルドではなく、ファティマだったのか??

ルルドで、真っ先に思い浮かぶのが「聖水」です。

その水を飲んだり、身体を浸すことで、病気や怪我が
奇跡のように治癒する人が続出したことから
世界中から、奇跡の水を求めて
多くの信者が足を運びます。

人々の心の拠り所になる「聖水」という
形あるものが、大きく存在するのです。

そのために、ルルドの大聖堂の周辺には、
無数のお土産屋さんやホテル、飲食店が集まり、
お水の聖地は、同時に、一大商業地区になっています。

お店の中も、とにかくマリア様グッズで
あふれています。

それに比べて、ファティマはというと、
なんともそっけない印象すらある町です。

メインストリートには確かに商店街がありますが
大都会のそれほどではありません。

もともと、100年前には五家族しか
住んでいなかったという田舎だったそうですが、

現在の大聖堂の周りも、ほとんど商店らしきものは
見当たりません。

聖母マリアに遭遇したという
3人の牧童の生家の周辺には、そこそこ、
お土産屋さんや飲食店がありますが

ルルドのそれに比べれば、簡素で質素なものです。

ファティマの大聖堂にも実は聖母マリアご出現後には
聖水が湧いたそうです。

大聖堂の前に、水を汲む蛇口があるのですが、
お水を汲んでいる人はほとんど見かけませんでしたし、

お土産屋さんでも、巡礼記念の聖水を入れるボトルを
あまり置いてはいませんでした。

あぁ、商魂たくましいルルドとは大ちがい(@o@)/

そういう場面を見るにつけ、

「ポルトガル人って、あんまり商売っ気がないんだなぁ」
と思ったほどです。

とにかく、ファティアには「祈る」以外に何もないのです。

持って帰る「もの」が、ほとんどない。

でも、それが本当の答えだったのですよね。

聖母マリアが、私たちに、本当に伝えたかったこと。

「ひたすらに、平和を祈るこころ」

「心の内側に安寧を築くこと」

EUでも目立たない国、素朴で質素なポルトガル。

だからこそ、大切なものが確かにそこに残されている。

余談なのですが、

ファティマ滞在の3日目、私はホテルで
足を滑らせて転倒し、けっこうな打撲を負いました。

夜中に救急車を呼んで、
病院へ行こうかと真剣に悩んだほどでした。

というのも、

打ち付けたのが後頭部だったものですから。

ベッドの上で

「このまま、ポルトガルでツアー中に
死ぬわけにはいきません!
マリア様、どうか助けてください!」

この10年、こんなに祈ったことはない、
というくらい、真剣に、必死でお祈りしました。

ツアー中にも時々、痛む頭を氷で冷やしながら、
「突然、血管が切れて意識を失ったらどうしよう」と
真剣に考えたほどです。

幸い、帰国してすぐ、脳神経外科の名医に受診ができて

「大丈夫、本当に脳内で何かあれば、
こんなもんじゃすみません。
CTを撮るほどのこともありませんよ」と

満面の笑みでお墨付きをいただき、おかげさまで、
たんこぶができたくらいですみました(^^;)

まぁ、笑い話ですんで本当に良かったです。

実は、7月9日の満月の頃から、体調を崩したり、
精神的に凹んでいる方によくお会いします。

私自身も例外ではありません。
6月末から、咳が止まらず、のどが不調です。

同業のお友達も、寝込んだり、熱を出したりしています。

この7月・8月は2008年から続く、
9年サイクルの集大成的な時期にあたります。

数秘学的には、まだ2016年のエネルギーの中であり、

それも終盤も終盤、大詰めのところにいるのですから。

そんな訳で、人々の内側にあるドロドロとした感情や、
長年にわたってせき止めていたものが
一気に押し流されようとする動きが起きています。

某女優さんがいろいろと世間を騒がせているのも、
そんなエネルギーのせいかもしれません。

今まで、見過ごしてきたものを直視させられる感覚です。

私がファティマで打撲を負ったのも、
おそらく厄落とし、デトックスの一つだったと思います。

8月いっぱいまではそのような流れですが
全ては9月からの新たなサイクルのスタートのためです。

どうぞ、ご自身の不調や、アンバランスを責めたりせず、

足元を整えたり、お掃除をしたり、毎日を
丁寧にお過ごしくださいね。

大切な切り替えの時を、私たちは過ごしています。

心を静かに沈めて、瞑想したり、お祈りして
過ごしましょうね。

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