2015年9月28日
「魂からの・・・」
つい先日、今までとは全く異なるスタンス、
シチュエーションで登壇する機会がありました。
まだ手探り状態での、模擬講座だったのですが。
そこで気が付いたことは、
表面や小手先のテクニックではなく、
本当に魂の奥底から語ることの大切さでした。
その後、子育て論で、あるお母さんと
話し込むことになり・・・。
その時に話題になったのも、
「子どもと一人の人格として向かい合い、
魂から語りかける」ということでした。
私たちは言葉を、大事な伝達のツールとして
使っています。
いくらでも、それを表面的に、上滑りに
使うこともできます。魂の奥底から、語ること。
それは、けして語りだけではなくて、
魂を込めた、仕事。
魂を込めた、教育。
魂を込めた、商い。
魂を込めた、ものづくり。
魂を込めた、演技。
・・・などなど、
実は、日常のあらゆる場面で、
そのことに出会えるのではないかと
思いました。
ずいぶん以前から、この地上で、
ウラ・オモテがなくなっていく・・・と
お伝えしてきたかと思います。
それはどういうことかというと、
個々人の精神性、もしくは魂の姿が
表に現れて行くのではないかと思うのです。
表面では子どもでも、実は精神的には
ずっとずっと大人だったり。
反対に年齢的には大人でも、精神的には
とても無邪気な子どもだったり。
あるいは、
本当は実力のある人が、
人知れず、埋もれていたり、
人を率いる立場の人が、
実は自分のエゴを満たすために、
表舞台で目立っていたり。
本来の姿から遠ざかったままで
固いヨロイを着続けていたり。
・・・そんなことがまだまだ、
たくさん、有るのだろうと思います。
でも、そろそろ、何かがリセットされ、
本来、向かうべき姿へと、
修正されていくだろうと、思います。
今日の満月と、スーパームーンと、皆既月食は、そんな気運に満ちています。
原点に立ち戻って、
魂を込めた言葉を語り、
魂を込めた仕事をし、魂を込めた、生き方をする。
「あるがまま」という言葉でさえも、
軽々しく聞こえるほど、
「本当の本当」に立ち向かうべき時が
来たのではないかと思うのです。
自分に向かい合うことが苦手な人は、
自分を信頼することができません。
自分を信頼できないので、
身近な人を心配することで、
自分の不安を、すり替えようとします。
子どもの心配をしていれば、
自分に向き合うことをぜずに済むからです。
心配を押し付けられた子どもは、いい迷惑です。
「あなたは、大丈夫よ。」
その一言さえ聞けたら、それで十分なのに。
子どもや、家族のことを心配する前に、
自分自身を信頼しましょう。
あなたが見ている世界は、
あなた自身の世界観の投影にすぎません。
魂の世界に、不安や心配はないのです。
ただ、受け入れるだけです。
そして、次へと向かうことです。
そうすれば、「しんぱい」は、
「しんらい」に変わります。
たった一文字ですが、大きな違いです。
魂レベルからの言葉、行い、仕事、子育て・・・、
それこそが「スピリチュアル」なんだなぁと、
思い至った次第です。
自分を信頼すること。
それは内なる神、内なる宇宙を、
信頼することだからです。