2024年3月
「区切りのとき」
こんにちは。
あっというまに２月も終わり、弥生３月になりました。
３月と聞くだけで、春めいて感じるから不思議ですね。
さて春分の日も間近となりまた一つの「節目」となります。
西洋占星術では、春分点から１年がスタートします。
２月の節分・立春、春節の節目があり、３月の春分点を経て、
ここから本格的に２０２４年がスタートしていくことになります。
世の中を見渡せば、まだ「嵐の前の静けさ」ですが
水面下では着々と物ごとは進んでいます。
事象というのは、表に出て来た時には、
実はほとんどのことは、すでに終わっているものです。
それまでに何らかの兆候や気配があったはずですが
見落とされていたり、気付かれなかったりして
手遅れになった時に、明るみに出てきます。
今年は、数秘学で「サイクル８：充実」の年なので、
２０１７年から始まった一つのサイクルの結論を
受け取る年にあたります。
潮目が分かれていく、ということを
実感するタイミングなのだと思います。
春分の日までは年末、という気持ちで
身辺整理やお片付け、気になることを片付けておいて
節目を過ぎたら、本格的に今年の目標や指針に基づいて
行動に移していくと良いのではと思います。
ところで、２月１日から１０日まで、
タイのチェンマイとスコータイでのツアーを開催していました。
アメリカ人の先生とのコラボ開催、
ほぼ予備知識なしの土地でのツアー主催と
いろいろ不安な要素はありました。
今回のツアーのテーマは、まさに
「過去の常識や概念が通用しない」ということでした。
参加者も主催者も、ツアーに携わった全員が多かれ少なかれ、
ポジティブな形、ネガティブな形でそれを経験しました。
この中から学ぶことはたくさんありましたし、
さらにそういう未知なる状況の中でも
どんなマインドでいれば解決策を見いだせるか、
非常に良い経験になりました。
難しく考えすぎないで、
フラットに事に当たるのも大事だなと思いました。
ただの観光ツアーというだけではなく、
５０年来の指導歴のある瞑想の大家と共に
歴史あるタイの王国の寺院を
いくつも訪れることができました。
タイの人々の信心深さ、信仰心の厚さには
感じ入るものがありました。
また私たちを家族のようにもてなしてくれた
ホテルのスタッフの方々の親切さにも心温まるものがありました。
タイの街並みはバラックが並んでいたり、
ひろびろとした田園風景が広がっていたり、
私が小学生くらいの頃の日本の風景にも似ていて、
どこか懐かしい気持ちを覚えました。
古き良きものの中に、
本来、大切にすべき本当の豊かさがある。
そんなことを実感することができたツアーでした。
資本主義経済が終焉を迎えそうなこの時期、
タイで感じた「本当の豊かさ」は、
これからの時代の指針となりそうです。
欧米に習い、欧米が目標だった日本ですが
昨今の凋落ぶりを見ていると
時代の流れはすでにアジアに移っていますね。
おそらく、また来年もチェンマイでのツアーを
開催することになると思います。
今回、参加したかったけれど、
断念したという方が何人もいらっしゃいました。
ぜひ次回はご一緒しましょう。
ということで、
今月は２０日まではお片付け、
２０日を過ぎたらいよいよスタート、
ということで「区切り」の月です。
心して進んでいきましょう。
AKIKO.HASEGAWA