2021年10月
「最後のよりどころ」
早いもので、2021年も残り３か月となりました。
９月早々に菅首相が突然の退陣宣言をして
自民党の新しい総裁も決まって
緊急事態宣言も解除されました。
先が見えにくい状況でしたが
ようやく、次の流れが始まりました。
９月は数秘の上では「５：変化」の月でしたが
１０月のサイクルは「６：愛情」となります。
これは「３３：激動」の意味もあります。
何やら、ここから先も
いろいろありそうな１０月です。
いや、すごく変わるかもしれません?!
大きな流れが変化していく時、
問われるのは「自分自身の在り方」だと思います。
思い起こせば１９９５年の阪神大震災は
平穏を破る大きな大きな出来事でした。
まだあの頃はスピリチュアルな世界を
学んでいた時期でした。
あの頃、日本中が大きな混乱に陥る中で
二通りの人が存在することに気付いたのです。
食料や水が足りない、
家が壊れたという人に対して
高価な値段でお水やブルーシートなどを
売りつける人がいました。
かたや、おにぎりやお茶などを
リュックに背負い、線路伝いに歩いて
届けようとしている人がいました。
極限状態の時に、人間の本性が現れるのだと
その時に感じました。
であるならば、私はどちらの側でいたいのだろう？
いったい、何のために
「スピリチュアルな世界」を学んでいるのだろう？
あの時感じたことは、今につながる、
基軸になる感覚だったと思います。
「我に返った」瞬間だったかもしれません。
当時２９歳。
３０歳までに、自分にとっての
「何か」を見つけたい、と
必死にもがいていた２０代でしたが
極限状態になった時に
おにぎりを配る側でいたい、と思ったこと
そのためにスピリチュアルな世界を学ぶのだと
感じたことは、今でも自分の中で
教訓として生きていると思います。
あれからOLを辞めて、
新しく立ち上げる会社に誘われ
好きなことを仕事にするために
無我夢中で駆け抜けてきました。
ここ１０年は素晴らしいご縁に恵まれて
自由に好きなことにまい進してこれました。
有難いし、とても幸せなことだと思います。
そしてこの８月の誕生日を迎えて感じたのは
自分のことだけを世界を満たす時間は
終わったような気がします。
何か一つ、ハードルを越えたような感覚です。
これから、おそらく日本も世界も
大きな転換を迎えていくと思います。
聞いた話では7000年とも26000年ともいう
大きなスパンだそうです。
それがこの2020年代に起こるのだそうです。
占星術を見ていると、2025年までは
とても大きな転機が私達を待っています。
社会のシステムやお金の流れや、
ありとあらゆる常識が壊れていくかもしれません。
ただ、移りかわっていく世界の中で
「変わらないもの」も必ずあるはずです。
真理に照らして、どんな人も納得する
「点」がきっとあるだろうと思います。
個人セッションにしても
ツアーや講座にしても
私自身が手掛ける企画やイベントは
そういうものに触れるものしたい。
そんなふうに感じています。
コロナ禍で働き方や生き方が
いろいろと変化しています。
何屋さんですか？と聞かれても
とても答えにくいお仕事ですが、最近、
「真理」や「真実」「ほんもの」を
伝えることではないかと感じています。
そこに共感、共鳴する方々との
ご縁で成り立っている世界を創りたいと
思っています。
なんだか決意表明みたいになりましたが
この１０月からちょっとそういうことを
より強く意識しようと感じています。
秋の夜長、「私が生きる意味」を
ゆっくり深く、考えてみるのも
良いかもしれませんね。
どんなに世の中が変わっても
最後に拠り所になるのは
自分自身ですから。
AKIKO.HASEGAWA