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ミッション・ナビ HOME> Monthly Essay (マンスリーエッセイ)>2020年10月 「大切にしたいものは?」

Monthly Essay (マンスリーエッセイ)

2020年10月
「大切にしたいものは?」

酷暑と言われた夏も終わり、
ふと気づけば、もう衣替えの季節。
激動の2020年も、残り3か月となってしまいました。
本当に時間が過ぎるのはあっというまです。

春分、夏至、秋分とこの半年間は
コロナ騒動一色であり、
そのさなか、今までの常識が壊れていきました。

人通りのない街並み、リモートワーク、マスク姿、
外出や遠出、大規模イベントの自粛・・・。

それに伴い、経済活動もほとんどがストップ。
ようやく最近になってGOTOキャンペーンが始まり、
堰を切ったように9月の4連休は
人々が観光地や界隈に飛び出しました。

この未曽有の状況を、いつか笑いながら
語り合える日が来ることを願っています。

この半年余り、テレビや新聞など大手メディア以外の
さまざまな情報に触れることになり、
私も価値観がよりいっそう、変化しました。

それと同時に「人と人とのつながり」を
もう一度見つめなおす場面も
多かったのではないかと思います。

これまでの総仕上げであると同時に
来年以降の新しい展開へと
また大きく変化・変容が始まっていくことでしょう。

もう組織や企業・団体に縛られて生きる時代では
なくなっていきます。

あくまでも「個としての私」が
どうしたいのか、どうありたいのか、
とういことに一番の力点を置いて生きる
という色が強まっていくでしょう。

今年の12月以降からは、
みずがめ座の時代、風の時代と言われ、
何となく楽しそうな空気感を想像してしまいます。

けれども、その前に、しっかりと
やぎ座の時代、地の時代を、
やり終えておかなければ
次には進めないのではないでしょうか。

責任感や、きっちりとやり遂げること、
組織の中の自分、などといった
ある意味「固い部分」を学び終えてこその
自由であり、創造なのだと思います。

ドラマ「半沢直樹」で悪役を演じていた
歌舞伎役者の市川猿之助さんが
こんなことを、おっしゃっていました。

「僕らの世界では、
古くから伝わる『型』をしっかり学び、
身に着けるからこそ、
『型破り』が生きてくるんです。

そもそもの『型』もないままに
型を破ろうとしてもそれは『型なし』なんですよ。」

あぁ、まさに今の時期に
とても必要な言葉だなぁと感じました。

何百年も続く歌舞伎界に伝わってきた「型」とは、
先人達が、何度も考えて考えて、試しては壊し、
試しては壊し、ということをやり続け、
そぎ落とし、洗練するというプロセスを経て
残ったものだろうと思います。

そして、後世まで残るのとは、
とても「本質的なもの」なのだと思います。

西洋占星術でいうところの
「地の時代」が終わり「風の時代」へと
250年ぶりに移行するにあたり、
どんな世界でも、これまで培ってきた何もかもが
全て一掃される、ということでもないかもしれません。

ただ、むしろ、より人間らしく
まっとうであることが
求められる世界になるのではないかと
私は思っています。

コロナ騒動で一番に浮上してきたのは
まさしくそういうことなのでは、と
感じています。

会社や組織のルールよりも、個人の幸福。
義理人情よりも、本音のつながり。

人々はより「本質的な生き方」へと
向かっていくのではないでしょうか。

大都会・東京から人が流出していいるそうです。
反対に、八ヶ岳では土地が高騰し、
空き家に次々に買い手がつき、
バブルの様相になっているのだとか。

私の周囲でも、自然の多い場所に移住して、
新しい生活を始めた人がいます。

子育て世代は特に、都会に執着する人は
減っていくのではないかと思います。

「ポツンと一軒家」などという番組が
好評を得ているのも、
人工的なものに囲まれた暮らしよりも
田舎暮らしに憧れるという
深層意識の表れではないかと思います。

ここから3か月、年内に向けて、
自分にとっての優先事項を
改めて確認することが
大切なのではと、思います。

ちなみに、この半年間、いろんな情報や
価値観に触れて、私自身は改めて
「中庸」の意識を大切にしたいと思いました。

尖ることも、突飛で異端な世界も、
もちろんあるのだとは思うし、
そこを担当するかたもいらっしゃるけれど、

私自身にとって居心地が良いのは
「中庸」という場所だと
この半年間に、改めて感じた次第です。

もちろん、私のこの感覚が
全て正解、というつもりもありません。

「私にとってはこれが最適」ということが
私自身にとっての答えなのです。

誰か聞いても、得られるものではありません。
どんな偉い先生に尋ねても
最後の答えは自分にしかないのです。

自分で感じ取り、自分で選び取っていく、
「風の時代」とは、まさしく、そういう時代なのです。

ご自分にとっての「最善」を
この3か月の間に、ぜひ探してくださいね。

そして一つ、お知らせです。
「中庸」のスタンスを心地よく教えてくれるのが
高野山のふもとにある、ゆの里です。

毎年、恒例となったゆの里ツアーを
11月の最終週に開催します。

詳細はただいま打ち合わせ中ですが、
仮予約をただいま受付ておりますので
ご興味のある方は
こちらをご覧くださいませ。

https://mielca.com/mielca_genki/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=567

それでは、残り3カ月、
しっかりと進んでいきましょう。

AKIKO.HASEGAWA

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