2018年4月16日
「テーマは『破壊と創造』」
先週末から、東京、八ヶ岳を経て
信州・栂池へと旅をしてきました。
八ヶ岳と栂池までの行程で、
さくらが美しく咲いている光景を
たくさん見ることができました。
旅の目的地は、標高２６００メートルの千畳敷。
八ヶ岳を出発するツアーの企画と
ガイドをしてくださったのは
八ヶ岳の仙人で、画家の博山先生と
獣医師で卓越したヨギである森井哲二先生でした。
ツアーのメインは、
インドの楽器、サントゥール奏者である
ジミー宮下さんの演奏を雪山で聴くという
まことに豪華な企画でした。
ところが、開催前日になって、当初予定していた
千畳敷のバスルートが土砂崩れで通行止めとのこと。
代替案として、白馬の栂池自然公園に
変更となりました。
朝８時に博山先生のお家に集合して
出発しようとしたところ、進行方向に
大きな虹が現れました。
それも、半円状に空にかかる虹ではなく
地平線から沿うような現れ方だったのです。
まるで大地から虹が昇るような。
こんな虹の現れ方は、誰も見たことがなく、
こういう現象を何と呼ぶのか、全くわかりません。
そんなミラクルな光景から旅はスタートしました。
しかし、栂池に到着すると、山上はかなりの悪天候、
氷の粒が吹き付けているとかで、
ゴンドラがストップしてしまいました。
予約していたのは山上のホテルだったのですが
またもや変更となり、ふもとにある系列の温泉宿に
宿泊することになりました。
予定していた午後のスケジュールは、
全て白紙になりました。
そこで道の駅でランチを食べ、
温泉でまったりと過ごし、
ホテルの会場で、夕食の後、
サントゥールの演奏を聞かせていただきました。
翌日はお天気もよく、早朝から
ゴンドラに乗って、無事に山上に到着しました。
４月とはいえ、栂池高原は４メートルの積雪。
ボーダーやスキーヤーが滑降を楽しむのを横目に
総勢２６名の一行は、雪原を歩いて
大自然の中で、サントゥールの演奏を
楽しませていただきました。
インドの装束をまとい、
ジミーさんが雪の上に座って奏でる
サントゥｰルの演奏は、
ちょっと不思議な音色に聞こえました。
１６日は、実質的に２０１８年のエネルギーが
スタートするパワフルな新月の日です。
１０時５７分、ちょうど新月になる時間に合わせて
ジミーさんが「ブラフマン」という
タイトルの曲を奏で始めました。
すると、ふわふわと私の腕と指が空を描き、
だんだんと曲に合わせてなめらかに
動き始めたのです。
時々、チャネリングの時に、手指がくねくねと
舞踊のように動くことがあったのですが
今日は本格的に大きくうねるように動きだしました。
こういう時は、見えない存在に身を委ねて、
自由にしていただくようにしていますが、
チャネリング状態で音楽に合わせて
ダンスを踊るというのは、初めてのことです。
当然、山登りに来ていたため、ダウンコートや
長ズボンという重装備だったのですが
私の意識の中では、
たおやかな舞姫のような衣装をまとった女神が、
自由自在に踊り続けていました。
誰に見せるでもなく、
また見られているという意識もなく
ただ、暖かな存在に包まれて本当に心地よく
腕や指が動くのを感じていました。
ふわふわと夢心地の気分の中で、
私は完全に、インドのダンサーでした。
「あぁ、これが本業だったら、どんなに幸せなことだろう！」
と真剣に思ったほどです。
ジミーさんの演奏が終わったあと、
仲良しの加緒里さんがやって来て
「目をつぶって演奏を聞いていたら、
合掌する女神の姿が見えたの。
何の神さまかしら？と思って目を開けたら、
私が感じた映像とまったく同じ動きを
長谷川さんがしていたので、すごくびっくりしたの！」
インドの女神が舞う姿を加緒里さんも
映像で同時にキャッチしていたのだそうです。
加緒里さんは映像で、私は身体で、
その女神の存在をまったくの同時進行で
受け取っていたのでした（笑）
その様子を加緒里さんが動画で
撮ってくれていたので
見せていただいたのですが、
えぇ、とてもハセガワのいつもの動きとは思えません。
ワタシの肩甲骨の可動域を超えてます。
それに、このところ、右肩と右腕の調子が悪いのです。
こんなになめらかに、動かせるわけがありません（！）
これはもう、ジミーさんの演奏に呼ばれて、
インドの神さまが降りて来られたとしか思えません。
私はラクシュミー様か、サラスバティ様かと
思っていたのですが、
帰りの車の中で、ご一緒していた長典男先生が
その女神の名前を教えてくださいました。
「あれはね、シヴァ神だそうですよ」
ええええ！！
破壊と創造の神、シヴァ神ですか（@o@）
どうりで、ツアーの行程が二転三転して、
しっちゃかめっちゃかになるはずです！
長先生にお名前を教えて下さった神さまによると
「シヴァ神、綺麗だったろう？
でも、怒らせるとめちゃくちゃ怖いけどね（笑）」
・・・だそうです（苦笑）
後で聞いたところによると、
昨日１６日は新月であると同時に
虎の日、天赦日ととても縁起の良い日だったそうです。
ちなみに数秘学で計算すると２０１８年４月１６日は
「過去７ 現在２２ 未来１１」となって
ゾロ目が二つも並ぶ日です。
この日に生まれた赤ちゃんは、
ものすごくパワフルな子になるでしょう（笑）
個人セッションでも、数名の方に、
開業や移転の日どりのご相談を受けたのですが
「間違いなく４月１６日です！」とお返事しました。
４月１６日はいろいろな意味で、
２０１８年がスタートする日です。
「さぁ、始めますよ！」と宣言されたのが
シヴァ神だったとすると・・・、
どうもいろいろな意味で、
今年は変容・変革の年になるような気がします。
古いものを壊し、新しいものを創造するシヴァ神。
「光を観る旅」でも、シヴァ神にまつわる場所を
訪ねてみようと思っています。
皆さまもこれから、古いものと新しいものの入れ替えを
意識なさってみてくださいね！