2014年4月
「目に見える世界の裏に・・・」
春らんまん、春たけなわ、という言葉が、まさにぴったりの季節となりました。
３月末に、西日本から関東方面まで、一気に桜が開花しました。
毎年、今年の桜はいつごろ咲くのかなぁ・・・と楽しみですが、
今年は 豪雪の影響もなく、そこそこ平年並みに開花したのではないでしょうか。
１、２、３月の３ヶ月間とは違って、ここから一気に、
２０１４年らしい流れが始まっていくのではないかと思います。
というよりも、やはり、さまざまなものが「本来の姿」に戻っていく、
あるいは戻ろうとする課程をさらに加速していくのではないかと思います。
まぁ、とりあえず、以前からいろんな場面で申し上げているように、
「自分らしく」、「あるがまま」ということを大事にするということで・・・。
案外、「真理」って、とってもシンプルなんだと思います。
巷では、３月は消費税増税で、駆け込み需要で
宅配便が遅れたり、量販店や、スーパー、定期券売り場で
行列ができたという話題が出ていました。
私も、ipad や 携帯電話をスマホに変えたりとか、さらにノートパソコンも、
一気に周辺機器を買い換えました。
が、理由としては、どれもたまたま、寿命が来ていた、
ということが重なっていたためでした。
まぁ、本当なら使い慣れていたグッズ達と、もう少し、お付き合いして
いたかったのですが、このタイミングで、買い替えることになりました。
どうせなら、増税前に買い物しておこうかな、と思っていたものも
あるにはあったのですが・・・、「これ、本当に今、必要なものかどうかな？」と
あれこれ考えている間に、だんだん、めんどうになってしまいました（苦笑）
そうこうするうちに、３月の最後の週には、
増税前の駆け込み需要のニュースを聞いて、なんだか、
そんな風潮に乗せられるのも、さらにアホらしくなってしまいました。
「もう、３％くらいなら、ちゃんと払うから、ゆっくり集荷してもらって、
しっかり届けてもらおう」という気分に変わってしまいました。
なんだか、地震とか、豪雪とか、大きな変化が起こる時に、
いつもとばっちりを受けるのが、運送業界の方のような気がするんですよね。
暑い日も、寒い日も、丁寧に荷物を運んでくださる集配業者の方に、
仕事がら、いつもとってもお世話になっております。
荷物を送れば、当たり前に 翌日に荷物が届く便利な暮らしが
当たり前のようになっていますが、
実はそれが、とても尊くて、とても貴重なことだったと、
３年前の震災時に痛感したことを 私は忘れられないのです。
一般の、市井の「名もなき人々」が、日々、地道に、
丁寧に仕事をつむいでいることの尊さ。
それを「ありがたい」と思うこころ。
そういうことを、いつもどこかで、忘れないでいたい、と常々、思っています。
満開に咲き誇る桜を見ながら、改めて思います。
毎年、このエッセイでも書いていますが、
桜って、１年のうち、こうして花を愛でられるのは、
ほんの１０日くらい、長くても２週間くらいまでです。
その１０日あまりのために、１年３６５日のうちの３５５日は、
養分やお水を吸ったり、葉を茂らせたり落としたり、用意をしている訳です。
華やかな、目に見えるわずかな時間のために、費やしている時間があまりにも多い。
オモテに現れる時間、とその裏側にあるものの、尊さ。
淡々と、時をつむいでいくためには、「目に見えない大切なこと」を
忘れないでいたいと思います。
新年度だから、というわけではありませんが、
満開に咲き誇る桜を眺めながら、改めて、そんなことを考えています。
最後にお知らせです。
５月にハワイ・マウイ島から、ロイ・ゴヤさんが来日されます。
私が駆け出しの頃からの お知り合いで、
マウイではとても有名なサイキック・ヒーラーの方です。
昨年６月に大阪でジョイントセミナーを開催しましたが、
今年は 東京、大阪で開催いたします。
すでにブログやメルマガでは、ご案内していますが、
よろしければ、セミナー、個人セッションも体験なさってみてくださいね。
http://ameblo.jp/mission-navi/
そんなわけで、増税になっても、シンプルに単純に、淡々と、
毎日を過ごして参りましょう＾＾
AKIKO.HASEGAWA